ながみねは、同じクラスの松浦さんのことが、ずっと好きだった。

彼女の白い指、風になびく髪、時折見せる憂いを帯びた表情。

そのすべてが、ながみねの心を締め付けてやまない。

でも、その想いは届かなかった。彼女はいつも、困ったように笑うだけ。

この虚しい心を慰めるには、あと--回、彼女を想う必要がある。

彼女を想った回数: 0